カセットボーイ 試遊レポ
「私が見ていないときに、月は存在しないというのか?」──アインシュタインの言葉とともに、本作は幕を開ける。
このゲームは、量子力学の考え方をベースにした少し変わったパズルアドベンチャーである。
視線を外すと消えてしまう世界で、存在を操りながら謎を解いていく。
単なるパズルゲームにとどまらず、この世界に存在するボスと戦いながら探索を進めていく必要がある点も特徴だ。
画面を展開・操作することで武器を入手できるなど、プレイヤーの予想を裏切るサプライズも多く用意されている。
スタート直後はどこへ進めばいいのか分からず戸惑うかもしれないが、ゲーム内では進むべき方向性を示してくれる。
ヘッドフォンアイテムを入手すると、世界を回転させることができるようになる。「観測しなければ物体は存在しない」という概念とあわせて世界の謎をときましょう!
ボタンを踏むとドアが開く、ボタンから離れるとドアは閉まるが。。。
ボタンを踏み、能力で角度が回転してボタンが表示されなくさせると。。。
ドアが開いたままになる!
明確なゴールが提示されないため、序盤は手探りの状態が続くが、プレイを重ねるうちに徐々にこの世界観へと引き込まれていくだろう。
穏やかなBGMに包まれながら、カセットボーイとともに世界を探索し、謎を解き明かしていく体験はどこか心地よい。
疲れた一日の終わりに、静かに没頭できる一本として遊ぶのも、良いリラックスタイムになるかもしれない。
