ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ

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マシュマロ
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5
2025年12月17日
アドベンチャー試遊

ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ

「団地アパートの日勤警備員求人募集中」
勤務時間は8時〜18時、契約期間は10日間。
警備におけるルールは主に4つ。
1.住人には必ず挨拶すること。
2.来客には必ず来客リストに本名を記載してもらうこと。
3.15時には必ずアパート内を巡回すること。
4.白装束の女には絶対に声をかけないこと。

『柘榴団地』デモ版プレイレポート
インディーゲーム『柘榴団地』のデモ版をプレイした。

ゲームは踏切の警告音「ピピピ」から始まり、独特な緊張感の中で警備員としての生活がスタートする。
デモでは、警備員として三日間を過ごす内容が体験できる。

ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ

序盤では先輩警備員が登場し、仕事内容や必ず守らなければならないルールを丁寧に説明してくれるため、初見でも理解しやすい構成となっている。

ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ

平日の業務は、管理室で住民の様子を確認し、不審者や異変がないかを見守るというもの。一見すると日常的な警備業務だが、次第にこの団地が抱える異様さが浮かび上がってくる。

ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ

奇妙な来訪者、何かを隠しているような住人たち、突如現れる落書き、白装束をまとった謎の女性など、日常に違和感が少しずつ積み重なり、不穏な空気が漂い始める。

ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ

警備員としての行動は幅広く、団地内の巡回や監視カメラを用いた異変の確認などが可能。ストーリー進行を重視するプレイヤー向けに時間スキップ機能も用意されており、テンポよく物語を進めることができる。

ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ

ゲーム全体としては自由度が高いが、やるべき業務を怠ると結果に影響が出る点には注意が必要だ。
プレイヤーの選択や行動は、「霊障」「秩序」「救済」という三つのパラメータに影響し、それによって到達するエンディングが変化する仕組みとなっている。

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プレイしてみた感想
本作はストーリー性が強く、登場人物それぞれに個性や背景が用意されている点が印象的だ。住民たちの過去や、この団地が抱える秘密について、今後どのように描かれていくのかが気になるところである。

プレイ感覚としては、『Papers, Please』に近く、判断や選択の積み重ねが物語の展開に直結する構造となっている。
ホラー要素は強い刺激を与えるものではなく、雰囲気や演出によって不安感を煽るタイプのため、ホラーが苦手なプレイヤーでも比較的手に取りやすい印象だ。また、ルールをいつでも確認できる設計は、ゲーム初心者にとっても親切なポイントと言える。

ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ


細かな演出や変化も多く、注意深く観察することで新たな気づきが得られる作りになっている。デモ版は三日間という短い内容ながら、選択肢によって異なる結果に分岐するため、正式版でどれほどのルートやエンディングが用意されているのか期待が高まる。

ホラーアドベンチャー『柘榴団地』デモ版試遊レポ

ミステリー要素も色濃く、「住民は本当に人間なのか」といった疑問を抱かせる展開も印象的だ。本作では、一般的な常識や価値観が必ずしも通用しない世界観が描かれている。
ルールに従うのか、それとも疑問を持ち反抗するのか。
プレイヤーの選択が物語を左右する点も含め、正式版のリリースが注目される作品と言えるだろう。

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