Steam向け ホラーゲーム『柘榴団地』登場 「白装束を着た女性が現れることがありますが、絶対に声をかけないでください。」――12月17日配信

もし新しい職場の初日、先輩から仕事のルールを説明される中で「ある状況を見かけても、決して関わるな/無視しろ」と告げられたとしたら――その仕事には、たいてい表に出せない“何か”が潜んでいる。
日本のインディー開発者・きじなごが手がける『柘榴団地』は、そんな不穏なルールが存在する“アパート警備員”をテーマにしたホラーシミュレーションゲームだ。本作は12月17日にSteam向けに配信予定となっている。
『柘榴団地』は、モノクロを基調としたミニマルなビジュアルが特徴のシミュレーション作品。プレイヤーは「柘榴アパート」に新しく就職した警備管理員となり、管理室で住人を見守りながら、不審者や異変がないかを監視する日常業務に就くことになる。
一見すると単調で安全そうな仕事だが、その裏には命を落としかねない危険が潜んでいる。与えられた“規則”を守ることが生き延びる鍵となる一方で、異様な出来事は少しずつ日常を侵食していく──。
ゲーム開始直後、管理員の先輩から主人公へと業務上の注意事項が伝えられる。
その内容は、一見するとごく普通のものだ。住人には必ず挨拶をすること、外部からの訪問者には来訪者記録表への記入を求めること、問題や異変が起きた場合は会社へ連絡すること、そして定期的に監視カメラの確認や巡回を行うこと―。
しかし、その注意事項の最後にして、もっとも重要なルールとして告げられるのが、「白装束を着た女性が現れることがありますが、絶対に声をかけないでください。」という、明らかに異質な一文だ。


ゲームの進行は、テンポの速いリアルタイム方式で展開される。管理室の時間は倍速で分単位に進んでいき、特定の時刻になるとさまざまなイベントが発生する。たとえば、午後15時は2階に住む子どもが学校から帰宅する時間だったり、あるタイミングで予期せぬ来訪者が現れたりと、日常業務の中に変化が挟み込まれていく。
本作の恐怖演出の要となるのが、監視カメラを切り替えた際の視点だ。老朽化した映像を思わせるぼやけたエフェクトに加え、唐突に映り込む不気味な光景が、プレイヤーにじわじわとした不安と恐怖を与える。

そして、本作最大の謎となる存在が、いつ現れるのか分からない「白装束の女性」だ。
なぜ柘榴アパートでは、このような不可解な怪異が起きているのか。住人たちの反応を観察していくと、彼らが何かを隠しているようにも感じられる。
数週間にわたる勤務期間の中で、その真相にたどり着けるのか、それとも無事に警備員としての任務を全うし、生き延びることができるのか──すべては、プレイヤー自身の選択に委ねられている。
インディーホラーゲーム『柘榴団地』は、12月17日に発売予定。現在Steamでは、警備員としての最初の3日間を体験できるデモ版が配信中。
