「試遊レポ」忍者明 難しい、だからこそ面白い。“瞬間移動”で駆け抜ける忍者アクション

|
マシュマロ
|
1
2026年1月29日
アクションプラットフォームドット絵風

『忍者明』は、瞬間移動を軸に構築された2Dプラットフォーマーアクション。プレイヤーは若き忍者「明」となり、全8章・241ステージに及ぶ試練の旅へ挑む。

最大の特徴は、移動そのものが瞬間移動で構成されている点だ。クナイを投げ、その着地点へ即座にワープする独自システムにより、空中を自在に駆け巡る爽快感は唯一無二。慣れてくると連続ワープで地形を切り裂くような感覚になり、まさに忍者らしい高速アクションが楽しめる。

2

3

序盤で使える「飛転の術」はまだ基本技にすぎず、物語が進むにつれて「瞬閃の術」による長距離移動、「火球の術」「石壁の術」による地形操作、「瞬転身代わりの術」といった多彩な忍術が解放されていく。スキルが増えるほど攻略ルートの自由度も高まり、自分なりの最適解を組み立てられるのが面白い。

各ステージには転人の札や転弾の札、障壁、火の竜巻などのギミックが配置されており、反射神経だけでなくルート設計力も問われる構成。最初は思うように進めなくても、試行錯誤を重ねるうちに少しずつ突破口が見えてくる設計になっている。

4

5

(Steamにてのゲームプレイビデオ)

クリア後のやり込み要素も充実。各ステージには複数タイプの「巻物」が隠されており、通常取得できるものから時間制限チャレンジ、鍵付き宝箱、隠し巻物まで多彩。高難度のサブクエストも用意され、腕試しには事欠かない。

物語は、時空の亀裂と失踪した忍者「鏡」たちの謎を追う形で展開。特徴的なのは、キャラクターの数値強化ではなく、プレイヤー自身の操作スキルがそのまま成長につながる点だ。プレイを重ねるほど動きが洗練され、自分が上達しているのを実感できる。

0.3倍速まで調整可能なヘルプモード、忍術を記録する「秘聞」、RTAモード、瞬時復活によるテンポの良さなど、挑戦を後押しする機能も充実。電子音楽ユニット4 Channels ClubによるクールなBGMも、集中力を高めてくれる。

実際に触ってみると想像以上に難しく、序盤から忍術の使い分けと瞬時の判断が求められる。ただ、その分クリアできた時の達成感は大きく、「もう一回だけ」とつい再挑戦してしまう中毒性がある。

6

7

シンプルな見た目とは裏腹に、かなり歯ごたえのある本作final。難しいからこそ面白い、操作系アクションが好きな人にはぜひ挑戦してほしいタイトルだ。

8