「試遊レポ」忘れ去られた墓 変わり続ける墓で「違和感」を見抜け

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マシュマロ
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2026年1月14日
試遊パズル

目を覚ますと、そこはエジプト風の不気味な地下墓地。

プレイヤーは出口も地図も与えられないまま、静かに姿を変え続ける回廊を進んでいくことになる。

「試遊レポ」忘れ去られた墓

『忘れ去られた墓』は、「8番出口」系の異変探しホラーをベースにした一人称視点ゲームだ。

部屋は一見同じように見えるが、よく観察すると、物の位置がずれていたり、オブジェクトが増減していたり、壁の文字が変わっていたりと、わずかな“異常”が紛れ込んでいる。

「試遊レポ」忘れ去られた墓「試遊レポ」忘れ去られた墓

やることはシンプル。現在の部屋が「正常」だと思えば前進し、「異常」だと感じたら引き返す。

しかし判断を誤るとスコアはリセットされ、安全な部屋に戻されてしまう。

重要なのは、基準となる部屋をどれだけ正確に記憶できているかだ。

本作では、その“基準”自体がランごとに変化するため、前回のプレイ経験がそのまま通用しない。

見慣れた配置に油断した瞬間、罠にかかることもある。

「試遊レポ」忘れ去られた墓

今回プレイできたデモ版では、「ノーマルモード」の「ノーマル」難易度のみが開放されていた。

ノーマルモードは一方通行で、異変を見抜きながら進み、最後のオブジェクトに到達すればクリアとなる。

「試遊レポ」忘れ去られた墓

緊張感を高める音楽と、エジプト風の情報量の多い背景が相まって、「どこを見ても何かがおかしいのでは」と疑心暗鬼にさせられるのがこのゲームの強みだ。

壁の文字ですら変化していそうに感じるほど、プレイヤーの知覚は揺さぶられる。

「試遊レポ」忘れ去られた墓

「8番出口」系が好きな人にとっては、間違いなく刺さるタイプの作品だろう。

ノーマルと脱出の2モード、そして4段階の難易度によって、同じ構造の中でまったく違う体験ができる設計になっているのも魅力だ。

今回はノーマル難易度のみの体験だったが、より微細な変化が仕込まれるハードやエクストリームでは、さらに神経を削るプレイになるはず。

観察と記憶に自信がある人ほど、より深くこの墓に囚われることになるだろう。

「8番出口」をコンプリートした人、あるいは“違和感を見抜く”タイプのゲームが好きな人には、ぜひ触ってほしい一本だ。