「試遊レポート」Oddcore レトロな見た目と高速戦闘が融合した、中毒性抜群のローグライク・シューティング

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マシュマロ
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2026年1月13日
ローグライク試遊

『ODDCORE』は、どこか懐かしさを感じさせるレトロ風ビジュアルと、現代的なスピード感あふれるアクションが見事に融合したローグライク・シューティングゲームだ。開発元はScarecrow Arts。2025年1月7日にはSteamにて早期アクセスが開始され、その独特な世界観とテンポの良いゲームプレイですぐさまプレイヤーから高評価を得ている。

本作の舞台は、海外ネットミーム「The Backrooms」をモチーフにした不気味で非現実的な空間「ODDCORE」。プレイヤーはレトロな銃にカセットテープを挿入すると、この奇妙な次元へと引き込まれる。そこでは、次々と現れる敵と緊迫感ある銃撃戦が待っている。

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5分間のサバイバルと戦略的なリソース管理

ゲームの基本ルールはシンプルだが奥深い。プレイヤーは制限時間5分の中で生き延び、ステージごとに与えられるミッションを達成していく。敵を一定数倒すタスクもあれば、フィールド内の特定オブジェクトを破壊するものもあり、ただ撃ちまくるだけでなく状況に応じた柔軟な対応が求められる。

ラ叩きなど、ちょっとした息抜きとして楽しめる仕掛けが随所に散りばめられている。

花を集めるミッションもある

重要なリソースとなるのは「Soul(ソウル)」。敵を倒すことで得られ、これを消費することで武器の強化やスキルのアンロック、さらには拠点への帰還用ポータルの生成や制限時間の延長が可能になる。どのタイミングでSoulを使うか——その取捨選択が、勝敗を分ける鍵となる。

『ODDCORE』の戦闘は、単なる横スクロールではない。壁を蹴って高くジャンプできるアクションや、グラップリングフックを使った縦横無尽な移動により、上下左右すべての軸を使ったスピーディーな戦いが楽しめる。敵の攻撃は決して甘くなく、一度囲まれると瞬く間にピンチに陥るため、回避とポジショニングが極めて重要だ。

ステージ構成や背景、出現する敵やイベントは毎回ランダムに変化。50種類以上のステージに加え、「variants(バリエーション)」と呼ばれる特殊ルール付きのステージも存在し、同じ展開になりにくい工夫がされている。これにより、短時間プレイでも飽きずに何度も挑戦したくなる設計になっている。

「試遊レポート」Oddcore

また、ステージを完成して得たTokenを使って挑戦できるミニゲームも魅力の一つ。ゲームセンター風のバスケットボールシューティングやコインプッシャー、モグラ叩きなど、ちょっとした息抜きとして楽しめる仕掛けが随所に散りばめられている。

「試遊レポート」Oddcore

『ODDCORE』は2025年初頭にデモ版を公開し、その時点で既に日本語未対応ながらも直感的なチュートリアルと操作性の高さから多くのプレイヤーを魅了した。現在の早期アクセス版では、さらにコンテンツが大幅に拡充されており、今後半年〜1年かけて、新たな敵・武器・ステージバリエーション、そしてゲームの奥深さを高める新機能が追加される予定だ。

『ODDCORE』は、レトロな見た目の裏に現代的な高速戦闘と戦略的要素を秘めた、まさに「遊びごたえ」のある作品だ。短時間でサクッと遊べる上に、ビルドの多様性とランダム生成システムによって、何十回、何百回と繰り返したくなる中毒性を持つ。

レトロアーケードのノスタルジーと、ローグライクならではの緊張感——その両方を求めるプレイヤーにとって、見逃せない一作と言えるだろう。

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