「試遊レポート」Backrooms Cleanup Crew 清掃隊の一員として、バックルームに残した混乱を片付ける任務に就く

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マシュマロ
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5
2026年1月9日
試遊マルチプレイヤー

致命的な侵入を避けながら、壁や床を磨き、痕跡を一切残さずに清掃する――それが本作の基本となる目的だ。

『Backrooms Cleanup Crew』は、協力プレイに対応した清掃シミュレーター。F-Corpの清掃員として、他社がバックルームで引き起こした惨状を後始末していくことになる。しかし、この空間では何事もそう簡単には進まない。時間が経つにつれ怪異の侵入が発生し、清掃作業は次第に命がけのものへと変わっていく。

現在は14のレベルが用意されており、すべてのコンテンツを体験するには平均して約3時間。早期アクセス期間中には、さらなるレベル追加も予定されている。最大3人までの仲間とチームを組み、清掃対象に応じてノズルを切り替えながら、効率よく作業を進めていく。

「試遊レポート」Backrooms Cleanup Crew 清掃隊の一員として、バックルームに残した混乱を片付ける任務に就く

清掃するのは壁の汚れだけではない。床に散乱するアイテムもすべて回収し、ゴミとして処理する必要がある。ただし、丁寧に運ぶ必要はなく、部屋の向こうに投げ飛ばして処理しても問題ない。この大胆さが、作業のテンポを良くしている。

「試遊レポート」Backrooms Cleanup Crew 清掃隊の一員として、バックルームに残した混乱を片付ける任務に就く

ゲームモードは「ピースフル」「ノーマル」「ハード」の3種類。

ピースフルでは襲撃を気にせず、純粋に清掃を楽しめる。一方、ノーマルとハードでは怪異の襲撃が発生し、緊張感のあるプレイが求められる。侵入が始まると照明が点滅し、空間全体が赤く染まり、不穏な雰囲気が一気に広がる。

デモ版では第一章の3レベルをプレイ可能。今回は「ノーマル」モードで試遊した。画面左下には進捗率が表示され、洗浄済みの箇所や処理したゴミの数を常に確認できる。また、未処理のゴミや落書きの位置はヒントとして表示されるため、最後の一つが見つからずに延々と探し回るようなストレスはほとんどない。作業ゲーとして非常に親切な設計だ。

「試遊レポート」Backrooms Cleanup Crew 清掃隊の一員として、バックルームに残した混乱を片付ける任務に就く

汚れの位置は提示されている

序盤のプレイ感は『PowerWash Simulator』に近く、落書きを淡々と消していく作業が中心となる。そのため、最初はやや刺激が控えめに感じるかもしれない。ただし、襲撃を撃退して手に入るシジルパワーを獲得すると、清掃スピードが一気に上がり、爽快感も増してくる。人数が増えるほど作業効率も向上し、マルチプレイの楽しさが際立つ。

「試遊レポート」Backrooms Cleanup Crew 清掃隊の一員として、バックルームに残した混乱を片付ける任務に就く

襲撃された汚れを掃除するとシジルパワーを一時的にもらえる

「試遊レポート」Backrooms Cleanup Crew 清掃隊の一員として、バックルームに残した混乱を片付ける任務に就く

襲撃自体は、慣れてしまえば極端に難しいものではない。敵は爆弾を投げてくるため回避は必要だが、理不尽さは感じにくい。倒されてしまった場合でも、自分の血痕や装備、さらには死体までもが清掃対象となる。自分の死体を客観的に処理するという体験は、どこかブラックユーモア的で印象に残るポイントだ。

「試遊レポート」Backrooms Cleanup Crew 清掃隊の一員として、バックルームに残した混乱を片付ける任務に就く

自分の死体も掃除しなければならない

一見すると、単調なお掃除ゲームに怪異要素を加えただけの作品にも思える。しかし実際には、簡単なストーリーやスキル取得要素も用意されており、想像以上に遊びごたえがある。特に壁に描かれた落書きは、進行するにつれて遺書のような内容へと変化していき、この場所に来た前任者たちがどのような結末を迎えたのか、自然と気になってくる構成だ。

ゲームクリア後にはランキングが表示され、クリアタイムや成績を他のプレイヤーと競うこともできる。友人同士でタイムアタックを楽しむのも良し、チーム全員で協力して最速クリアを目指すのも良し。協力プレイを前提とした作りが随所に活かされており、遊ぶ人数が増えるほど面白さが増していく作品だと感じた。

「試遊レポート」Backrooms Cleanup Crew 清掃隊の一員として、バックルームに残した混乱を片付ける任務に就く