『バイオハザード レクイエム』未公開チャプターの存在が判明 DLCや隠し要素も明らかに
カプコンの最新作『バイオハザード レクイエム』について、開発チームのインタビューから未公開要素や今後の展開が明らかになった。発売からわずか2週間余りで全世界累計700万本を突破し、シリーズ最速記録を更新した本作だが、その裏側には数多くの調整と試行錯誤があったという。
ディレクターの 中西晃史 氏は、この好調なセールスについて「まずは安心している」とコメント。SNSではシリーズ初プレイのユーザーから「配信で見るだけだったが、実際に遊んでみると面白い」といった声も多く寄せられており、チームにとって大きな手応えとなっているようだ。
また、プロデューサーの 熊澤雅登 氏は、Nintendo Switch 2版の展開が新規ユーザー層の獲得に寄与したと説明。PS5や高性能PCを持たない層にもリーチしたことで、シリーズの裾野が広がったとしている。
■視点選択データとプレイ傾向
本作では一人称・三人称視点の切り替えが可能となっており、プレイデータにも興味深い傾向が見られる。
- レオン編:約90%が三人称視点を選択
- グレース編:約60%が一人称視点を選択
地域別では、日本およびアジア圏のプレイヤーは三人称視点を好む傾向が強く、PCユーザーは一人称視点を選ぶ割合が高いという。中西氏は、これは各地域・プラットフォームにおけるプレイ習慣の違いが影響していると分析している。
■“幻の第2章”と隠し仕様
開発過程では、最終的に採用されなかった「幻の第2章」が存在していたことも明かされた。このパートは、ステージ構成の再編や要素の追加・削除が繰り返された結果、完成版には収録されなかったという。
さらに、あまり知られていない隠し仕様として、レオンがしゃがみ状態で射撃した場合や遮蔽物の隙間から撃つ場合、照準の収束速度が速くなるというテクニックも存在。現時点では広く認知されていない要素となっている。
また、ユーザーの間で話題となっている「レオンの指輪」については、中西氏は詳細を明かさず、「現時点で答えるものではない」とコメント。キャラクターの年齢や変化を表現する演出の一環であるとしつつ、今後の展開を示唆した。
■今後のアップデートとDLC
アップデート面では、2026年5月にシングルプレイ用のミニゲームが配信予定。本編の戦闘システムをベースにした内容で、クリア後に解放される形式となる。開発はすでに最終段階に入っているという。
さらに、追加ストーリーDLCの制作も進行中で、詳細は後日発表予定とされている。
■シリーズ30周年施策も展開
『バイオハザード』シリーズ30周年を記念したプロジェクトも進行中。記念展示イベントやユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボレーション企画、関連グッズ展開などが予定されている。
加えて、本作のamiiboも2026年7月30日に発売予定。Nintendo Switch 2版で使用することで、専用武器スキンや未収録のキャラクターボイスが解放される要素も用意されている。