ガチのコアゲーマー!91歳の「楊おじいちゃん」、手書き攻略で『バイオハザード レクイエム』をクリアし海外でも話題に
中国の91歳のベテランゲーマー「骨灰級ゲームプレイヤー・楊おじいちゃん」(楊炳林)が、『バイオハザード9 レクイエム』をクリアし、海外でも話題となっている。手書きのノートで攻略を整理し、ストーリーを理解しながらゲームを進め、現在は2周目にも挑戦中。その驚異的な根気とシリーズへの情熱が注目を集めている。
ギネス世界記録によると、楊炳林は福建省福州市出身。1996年に石油エンジニアを退職後、家庭用ゲームの動画クリエイターへ転身し、bilibiliで活動。「最年長のBilibiliゲーム系クリエイター」として知られている。3月15日に動画を投稿し『レクイエム』のクリアを報告し、その数日後には異なるエンディングを目指す挑戦も発表した。
楊炳林は、『バイオハザード』初代から現在に至るまでプレイし続けており、シリーズに深い思い入れがあると語っている。『レクイエム』で最も印象に残った点として、タイプライターによるセーブやハーブの調合といった初期作品のシステムが復活していることを挙げ、過去の記憶が呼び起こされたと述べた。
また、グラフィック表現についても高く評価しており、PS1時代のポリゴンモデルから、現在では実写と見分けがつかないほど進化したキャラクター表現に驚きを示している。
楊炳林がスムーズにクリアできた要因の一つは、自ら手書きでまとめたノートにある。マップの作成や重要アイテムの位置だけでなく、ストーリーに対する考察や理解も記されており、物語の意図をより深く読み解くためのものだという。
初回クリアには約10日を要し、総プレイ時間は28時間47分41秒に達した。現在は2周目に挑戦中で、新たなノートの作成も続けている。こうしたエピソードはスペインでも話題となっている。
キャラクターについて語る中で、楊炳林はレオンとグレースのコンビが最も好きだと明かした。一人は落ち着いたベテラン、もう一人はやや未熟な存在であり、互いに支え合いながら進む姿に深く心を打たれたという。
彼はゲームを通じて次のような言葉をまとめている。「勇気とは、恐れないことではなく、恐れていても前に進み続けることだ」。そしてグレースの姿こそが真の勇気だと語り、「怖くても前に進む。敵がどれだけ多くても、一つひとつ乗り越えていけば、必ず最後までやり遂げられる」と評価した。
さらに、カプコンの開発チームにも賛辞を送り、『レクイエム』はグラフィック、ゲームプレイ、戦闘システムのいずれにおいても大きく進化していると指摘。中でも、シリーズの精神を受け継ぐ細やかな表現が最も心に残ったと述べている。
最後に視聴者へ向けて「こうして若い皆さんが一緒に遊んでくれるからこそ、一人で遊ぶよりずっと楽しい。本当にありがとう」と感謝を伝え、シリーズが続く限りこれからも遊び続ける意欲を示した。
楊炳林のエピソードは世界中のゲーマーの関心を集めており、彼が残した人生の気づきには多くの称賛コメントが寄せられている。「ゲームは決して若者だけのものではない」といった声や、自身や家族のゲーム体験を共有する投稿も見られる。
中には、「楊おじいちゃんの元気な姿を見て、自分も40代、50代になってもゲームを続けたいと思った」という意見や、高齢の父親が人生の最期に家族と夜遅くまでゲームを楽しんでいた思い出を語る声もあった。
そしてあるプレイヤーは、「私たち年配のゲーマーが今も遊び続けているのは、ゲームがすでに若者だけの遊びではなくなっているからだ」と語っている。