ソニー、PS Storeを大規模整理 1,000本以上のタイトルが削除、約700本の“アセットフリップ”作品が一斉消滅

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なかさと
2026年3月24日
ニュース

ソニーは最近、PlayStation Storeに対して再び大規模な整理を実施し、低品質と判断されたゲームを累計1,000本以上削除した。複数のパブリッシャーによる多数のタイトルが対象となっており、プラットフォームにおけるコンテンツ審査の動向として注目を集めている。

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Delisted Gamesの報告によると、今回最も大きな影響を受けたのはキプロスの開発会社Nostra Gamesで、同社はこれまでPlayStation Storeに約700本のタイトルを配信していたが、その大半がシミュレーション系作品であり、現在はすべて削除されたという。

これらのタイトルの中には、生成AIコンテンツの使用をめぐって議論を呼んだ作品も含まれている一方で、一定のプレイヤー数や人気を維持していたゲームも存在していた。

今回の削除を受け、Nostra GamesはDiscord上でコメントを発表。ソニーから具体的な理由は示されておらず、削除の事実のみが伝えられたと説明した。同スタジオはこの対応について「予想外だった」とし、もともとは今後もPlayStationプラットフォームで新作を展開していく計画だったと述べている。

同社はあわせて、今後はNintendo SwitchやXbox、Steamといった他プラットフォームへ軸足を移していく方針も明らかにしており、同種のタイトルは今後も別のプラットフォームで展開される可能性がある。

また、Nostra GamesのほかにもパブリッシャーのCGI Labが影響を受けたが、削除規模は比較的小さく、『Platform 0』や『Veins of Darkness』といった一定の知名度を持つ作品は引き続き言及されている。

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現時点でソニーは関連タイトルを累計1,000本以上削除しているが、今後さらに影響を受けるパブリッシャーや作品が出るかどうかについては、現段階では明らかになっていない。

一方で、報告によると2025年のSteamでは新作の約20%がAI技術を用いて開発されており、そのうち40%の作品は売上が100ドル未満にとどまり、配信コストすら回収できていないケースもあるとされている。