Steam 2025年の実績が驚異的 5863本のゲームが売上10万ドルを突破
Valveは2025年において非常に好調な業績を記録した。年間売上高は170億ドルを突破し、過去最高を更新。同時に、同社は世界でも屈指の高効率なテック企業の一つとして注目を集めている。
また、Steamプラットフォームはホリデーシーズンに特に好調で、年末セール期間だけでも16億ドルの売上を記録し、市場の予想を大きく上回る結果となった。
2025年にSteamの同時接続プレイヤー数が過去最高を更新したことを考えると、プラットフォームの収益が成長したのも不思議ではない。
ValveはGame Developers Conference(ゲーム開発者会議)での講演において、2024年には合計5,863本のゲームがSteamで売上10万ドルを突破したことを明らかにした。これはPCゲーム市場が引き続き拡大しており、開発者にとっても新たなチャンスが広がっていることを示している。
Valveによれば、セールイベントは売上を押し上げる重要な要素の一つだという。Steamの「Daily Deals」では、毎日更新される割引によって多くのユーザーがゲームを購入しており、2025年には約860万人のプレイヤーがこうした割引を通じてゲームを購入した。さらに、割引価格でゲームを購入したユーザー数は、定価で購入したユーザー数よりも125%多かったことも明らかにされている。
さらに、インディーゲームも Steam の収益において重要な位置を占めている。
Valveによると、2025年にはSteam全体の売上のうち25%以上がインディーゲーム作品によるものだったという。その中には、注目度の高いタイトルである Hollow Knight: Silksong や R.E.P.O. なども含まれている。
一方で、Steamのエコシステムには大きな格差も見られる。数千本のゲームが十分な収益を上げている一方で、売上が100ドル未満にとどまったタイトルも5,000本以上存在する。さらに、売上ランキングの下位30%に入るゲームの総収益は、わずか37ドルに過ぎなかった。
全体として見ると、Valveは2025年にかつてない成功を収めたと言える。中でも、Steamプラットフォームによる約162億ドルの収益が最大の原動力となった。今後、Valveは新たなハードウェア製品の展開も計画しており、たとえば Steam Machine のようなデバイスが市場に投入されれば、環境次第では再び記録を更新する可能性もある。