『見ての通り』、2月6日からSteamで無料配信 勇者の“勝利動画”を編集する、ユニークな戦略シミュレーション

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いずみ
2026年1月30日
ストラテジー

韓国Krafton(クラフトン)傘下のインディー支援プログラム「Jungle Game Lab(ジャングル・ゲーム・ラボ)」がパブリッシュし、独立開発チーム「Team Afternoon(チーム・アフタヌーン)」が制作した新作ゲーム『見ての通り』が、2026年2月6日よりSteamで無料配信される。

■ 実は“無能”な勇者を、映像で“英雄”に仕立てる

物語の舞台は、伝説の勇者が魔王を倒したとされる世界。だが実際の勇者はまったくの無能で、地下城すらクリアできない。にもかかわらず、虚栄心だけは人一倍強く、「世界を救った英雄」として崇拝されたいと願っている。

プレイヤーが演じるのは、そんなダメ勇者専属の動画編集者。

本物の戦闘は一切行わず、代わりにWindows 98風のレトロUI上で、勇者の“勝利シーン”を完全に捏造された映像として編集していく。

■ 戦闘はすべて“演出”——編集で勝敗を決める

各ステージでは、敵の攻撃パターンと行動タイミングが事前にプレビューされる。

プレイヤーはこれをもとに、タイムライン上に以下のアクションを配置し、完璧な“勝利劇”を演出する:

  • 移動 
  • 近接攻撃 
  • 遠距離攻撃 
  • 防御

実際の戦闘は存在せず、世間に公開されるのは編集済みの“成果”だけ——まるでハリウッド映画のVFXのように。

特定の条件(例:「有効攻撃2回以上」「ノーダメージ」など)を満たせば、使用可能なメモリが増加し、さらに派手なビジュアルエフェクトを追加可能。

例えば、勇者のぎこちない歩行を「瞬間移動」に見せたり、ただの通常攻撃を「致命的なクリティカルヒット」に加工したりできる。

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■ 虚構と現実のギャップが生む皮肉

ゲームのもう一つの魅力は、劇的な反転と皮肉に満ちた物語演出だ。 

  • 勇者本人からは「俺は最強だ!もっと派手にしろ!」と自画自賛まみれのメールが届く 
  • 一方で、デスクトップ上のニュース記事では、町の人々が「英雄の活躍に感動!」と熱狂

現実では逃げ惑うだけの無様な姿が、メディアを通じて“救世主伝説”へと変貌する——そのズレこそが、本作の核心的なテーマだ。

開発チームは、「これは勇者が世界を救う話ではない。“編集”がいかに現実を書き換えるかを描いたゲームだ」と語っている。

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■ 無料で遊べる、Steam早期アクセス作品

『見ての通り』は完全無料でプレイ可能。

気になる人は、今すぐSteamでウィッシュリストに追加しておこう。