物理演算系中世バトル『Half Sword』が話題沸騰 デモ版で同時接続1万5,000人超を記録
物理演算を前面に打ち出した中世騎士バトルゲーム『Half Sword』は、過激かつ残酷でありながらどこか滑稽さも感じさせる戦闘表現が話題を呼び、デモ版の配信開始以降、多くのプレイヤーの注目を集めている。現時点では正式リリース前ながら、すでに安定した人気を獲得している。
『Half Sword』は2023年10月にデモ版としてSteamに登場し、2025年春には小規模ながらブームを巻き起こした。SteamDBのデータによると、同作は同時接続プレイヤー数が15,000人を超えたこともあり、現在も比較的高いアクティブ数を維持している。リアルな騎士バトルと、どこか猟奇的なブラックユーモアを織り交ぜた作風が評価され、多くのプレイヤーから好意的な反応を得ている。
ゲームでは一般市民としてスタートし、アリーナでの戦いを重ねながら本物の騎士へと成り上がっていく。武器や防具は史実に基づいて設計されており、物理エンジンを中核に、武器の重量や慣性、攻撃距離といった要素をリアルに計算。武器を失った場合でも素手で戦うことが可能だ。
戦闘表現の面では、『Half Sword』は暴力の結果を一切ぼかさず描写しており、刃物で四肢を切断したり、槍で敵を貫いたり、鈍器で骨を砕いたりといった過激な表現が特徴だ。Reddit上では多くのプレイヤーがプレイ映像を共有しており、「リアルな物理挙動と極端な描写が組み合わさって“痛々しいのに笑える”」と評されることも少なくない。キャラクターの悲鳴も動画の見どころの一つとなっており、荒唐無稽でコミカルなクリップがネット上で拡散されたことが、同作の急速な知名度上昇につながったと見られている。
公式によると、『Half Sword』は2026年1月30日にアーリーアクセスを開始予定。発表にあわせて、開発元Half Sword GamesとパブリッシャーのGame Seer Publishingは新たなトレーラーも公開した。なお、現時点では価格については明らかにされていない。
なお、Steamストアページでは本作のSteam Deck対応状況は現時点で「不明」と表示されている。『Half Sword』はキーボードとマウス操作を前提に設計されており、ネイティブのコントローラー対応も実装されていないため、携帯型デバイスや家庭用ゲーム機でのプレイ体験には依然として制約が残る。そのため、短期間でのコンソール版展開の可能性は低いと見られている。