開発期間を経てついに登場──オープンワールドRPG『Fable』今秋リリース決
Xboxは本日(23日)配信された番組「Xbox Developer_Direct 2026」にて、Xbox傘下のPlayground Gamesが開発を手掛けるオープンワールドRPG『Fable』を、今年秋に発売予定であると発表した。
『Fable』は、2004年に初代Xbox向けに発売された同名シリーズを原点とするが、今回の新作はリメイクではなく、シリーズを一から再構築した完全新作となる。自由度の高いオープンワールド型ファンタジー世界を舞台に、プレイヤーは思う存分冒険を楽しめる。
本作では「あなたにとっての英雄とは何か?」というテーマが掲げられており、アクション要素に加え、ドラマ性のある物語、英国らしいユーモア、そして数々のモラル選択が盛り込まれている。
物語は、主人公の暮らす町「ブライアリッジ」が謎の人物の魔法によって襲撃され、住民たち――主人公の祖母を含む全員が石に変えられてしまうところから始まる。これをきっかけに、プレイヤーは世界を巡る冒険の旅へと踏み出すことになる。
また本作には明確なレベル制限が設けられておらず、探索の進め方に応じて難易度が動的に変化するのも特徴のひとつ。時間制限も存在しないため、プレイヤーは自分のペースで、やりたいことを自由に体験できる設計となっている。
戦闘面では近接攻撃、遠距離攻撃、魔法の3要素が用意されており、それぞれ「力」「技巧」「意志」に対応。これらを組み合わせることで循環的に展開される「スタイルウィービング」と呼ばれるバトルシステムが構築されている。プレイヤーは剣を振るいながら火球を放つといった同時攻撃も可能で、多数のモンスターを相手取る場面では、この3種の攻撃手段を自在に使い分けながら戦うことが求められる。
前述のとおり本作にはモラル選択が導入されており、それに伴い「周囲の人々の道徳的認識」を反映する独自システムが採用されている。従来の多くの作品に見られるような善悪ポイントの蓄積方式とは異なり、本作では行動が“誰かに目撃されて初めて”評判に影響を及ぼす仕組みとなっている。
さらに特徴的なのは、NPCごとに価値観が異なる点。同じ行動であっても、それを目にしたNPCによって評価が変わる場合があり、状況次第でまったく異なる評判を得ることもあるという。プレイヤーの選択と周囲の反応が複雑に絡み合う、よりリアルな社会的フィードバックが表現されている。
こうした仕組みにより、本作のNPCたちはこれまで以上に生き生きと描かれている。プレイヤーの行動に応じて評判を形成するだけでなく、それぞれが固有の性格や生活リズムを持ち、プレイヤーとの関わり方も異なる。物語を進めていく中で、プレイヤーは彼ら一人ひとりを徐々に理解していくことになり、世界とのつながりもより深く感じられるようになる。
『Fable』は2026年秋にXbox Series X|S、Steam、PlayStation 5向けに発売予定。Xbox Game Pass(XGP)にも対応し、Xbox Play Anywhereにも対応する。