世界王者の Fakerがデスクトップのバーチャルパートナーに Razerが全息投影スピーカー「Project AVA」を発表
Razerは CES 2026 において、AIおよびバーチャルキャラクターの潮流に着目した全息投影スピーカー「Project AVA」を発表した。本製品では5種類のキャラクターが用意されており、その中には伝説的プロゲーマーである Faker も含まれている。
Project AVAは、近年スタートアップ各社が展開する全息投影スピーカーとコンセプトは近いが、Razerらしい洗練されたクールなデザインが特徴である。黒を基調とした円筒形の本体上部にはカメラとマイクを搭載し、ユーザーの位置や音声を検知する仕組みを採用。底部にはRGBライトストリップを備え、投影サイズは5.5インチとなっている。電源供給はUSB-C接続で行われる仕様である。
Razerが採用するAIモデルは、xAIの Grok をベースにしたもので、日常的な音声チャットやオフィス作業の補助に対応するほか、ゲームにおいても勝利へ導くサポートが可能だとされている。公開されたトレーラーでは具体的なゲーム介入方法は明示されていないが、Q&Aセクションでは、PCと接続して画面表示を読み取り、その内容をもとにプレイの補助やガイドを行う仕組みであると説明されている。
全息投影デバイスである以上、バーチャルキャラクターは重要な要素となっている。Razerは幅広い層をターゲットとしており、5種類のキャラクターを用意している。Razerロゴのみの「AVA」、eスポーツ系女性キャラクターの「KIRA」、屈強な中年男性の「ZANE」、ビジネスウーマン風の「SAO」がラインナップされている。
中でも最大の注目点は、Razerが『League of Legends』の世界的王者である Faker の肖像権を正式に取得した点である。ユーザーはFakerのバーチャルアバターをデスクトップパートナーとして選択でき、象徴的な「静かに」というジェスチャーも再現されているという。
Project AVA は、2026年下半期の発売が予定されているが、現時点では具体的な発売日や価格は明らかにされていない。関心のあるユーザーは、Razerの公式サイトから事前登録を行うことで、最新情報をいち早く受け取ることができる。