クッパ退任、北米任天堂の新社長デボン・プリチャード氏が初お披露目

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umi
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2026年1月21日


北米任天堂は年明け早々に人事の新たな節目を迎えた。クッパと同名で話題を集めてきた前社長の Doug Bowser が、2025年12月31日をもって社長職を退任し、本日、新社長の Devon Pritchard が初めて公の場に姿を見せた。

この日行われた New York Game Awards の授賞式では、Devon Pritchard 氏が事前収録されたビデオメッセージという形で登場した。興味深いことに、当日の司会を務めていたのは、プレイヤーの間で「ドンキーコング」との愛称でも親しまれている元任天堂社長の Reggie Fils-Aimé だった。

Reggie 氏は Devon Pritchard 氏にとってのかつての上司でもあり、彼の在任中に、彼女は法務部門の責任者として任天堂に加わっている。

スピーチの中で Devon Pritchard 氏は、ニューヨーク・ゲーム・アワードの開催を祝福するとともに、開発者たちへエールを送った。「どんな優れたゲームキャラクターと同じように、皆さんはいま一つの冒険の旅に出ています。踏み出す一歩一歩がとても重要です。道中では手強く強大なボスに直面することもあるでしょう。しかし、支えてくれる仲間とも出会えます。信じて進み続ければ、大きく強力な報酬を手にすることができるはずです。だからこそ、自分を信じ、遊び続けてください。そして忘れないでください――あなたはこのゲームの一部なのです」と語った。

スピーチの後、Reggie 氏は冗談交じりに「彼女が言っていた“強大なボス”は、私のことじゃないですよ」と会場の笑いを誘った。


Devon Pritchard 氏は法務部門の責任者としてキャリアをスタートし、その後、北米任天堂において収益、マーケティング、消費者体験を統括する執行副社長を歴任。任天堂には約20年にわたり在籍してきた。今回の社長就任にあわせて、北米任天堂の取締役会にも名を連ねることになる。

任天堂は日本発の企業ではあるものの、Nintendo of America が主導する米国市場は、同社にとって最大規模を誇る重要な市場だ。そのため北米任天堂の動向や経営判断は、常にゲーム業界全体に大きな影響を与える存在となっている。