圧倒的高評価の6人協力型ホラーエレベーターゲーム『KLETKA』が1.0正式版へ、「喰わせるか、喰われるか」の異界サバイバルが本格始動

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いずみ
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2026年1月21日

 ロシア人3名によるインディーチーム Callback と ln404 が共同開発するマルチプレイ協力型ホラーゲーム『KLETKA』は、2月19日をもって早期アクセスを終了し、1.0正式版をリリースする予定だ。家庭用ゲーム機3機種とPC間でのクロスプラットフォームプレイにも対応する。

 本作は最大6人までの協力プレイに対応しており、プレイヤーは一人称視点で刑を宣告された囚人となり、「ギガストラクチャー(Gigastruture)」と呼ばれる巨大建造物の深部へと足を踏み入れる。探索の鍵を握るのは、生きたエレベーター「KLETKA」であり、これを使って未知の階層へと進んでいく。

 しかしKLETKAは単なる移動手段ではなく、燃料を必要とするだけでなく「肉」を喰らう存在でもある。長時間空腹状態に陥ると、プレイヤー自身がその餌となる可能性もあり、「仲間を差し出すか、自ら喰われるか」という極めて過酷な選択を迫られる、異界サバイバルが展開される。


 ギガストラクチャーは、自己増殖を続ける無限の建築物で、その内部には致命的なトラップやさまざまな異常現象が張り巡らされている。ひとたび足を止めれば、それが最後の瞬間になる可能性もある。

 探索において最も危険な存在となるのが、謎の災厄「自己組立(Samosbor)」だ。警報が鳴り響いた時、それはすでにプレイヤーへと接近しており、進行経路上に存在するすべての生命体を抹消していく。この状況下では探索を即座に中断し、全力でエレベーターへと逃げ戻らなければならない。空腹状態であるか否かにかかわらず、生体エレベーター「KLETKA」こそが、この恐るべき現象から身を守る唯一の避難所となる。

 ゲームの核心は、マルチプレイ協力と極限のプレッシャーがせめぎ合う緊張関係にある。プレイヤーたちは同じエレベーターに乗り込み、役割分担をしながら資源を集め、システムを維持しつつ生き延びることを目指す。

 しかし資源が枯渇し、状況が制御不能に陥ったとき、仲間を「燃料」として差し出すかどうかという、避けられない残酷な選択が突きつけられる。協力と裏切りの境界線は、常に紙一重だ。

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 『KLETKA』は、2024年12月13日に Steam にて早期アクセスを開始して以降、継続的なアップデートを通じて内容の調整と拡張を重ねてきた。高難度な協力プレイ設計、強烈な圧迫感、そして独自性の高い世界観が評価され、Steam上では4,300件を超えるレビューを獲得、好評率91%の「非常に好評」を記録している。

 まもなく配信予定の1.0正式版では、早期アクセス期間中に追加・調整された要素を統合。敵やアイテム、ロケーションのバリエーションを拡充し、全体バランスの見直しによって没入感の向上を図るという。さらに、新たな生態エリアや新規ルーム、ミニボスの追加に加え、より多くの隠し要素も実装される予定となっている。

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 正式版では、実績システムや Steamトレーディングカード に対応するほか、完全なMod機能も実装予定となっており、コミュニティ主導で自由にゲーム内容を拡張できる環境が用意される。

 また、クロスプラットフォームプレイ(クロスプレイ)も同時に実装される。ただし、Nintendo Switch版については認証プロセスの都合上、アップデート反映に時間を要する見込みだ。そのため開発チームは、通常のメインブランチとは別に crossplay-stable ブランチを設け、クロスプレイの安定性を確保しつつ、PC版のアップデート速度に影響が出ないよう対応するとしている。

『KLETKA』は、2月19日にPC(Steam/Epic Games Store)、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One向けに発売予定となっている。なお、Nintendo Switch版は他プラットフォームより遅れてのリリースが予定されている。