Steam向け新作『MALPRAXIS』発表 “医療AI”となって恐怖の外科手術を遂行する宇宙サスペンスシミュレーター

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いずみ
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2025年12月25日
ホラー

Sunscorched Studiosが手がける宇宙外科シミュレーション新作『MALPRAXIS』のSteamストアページおよび最新トレーラーが公開された。本作では、プレイヤーは“医療支援AI”として、混乱と絶望が渦巻く宇宙事故の中で船医の手術を補助する役割を担う。

舞台となるのは、宇宙船「TRH Rusanov」。本作の時間軸は、同スタジオが開発中のサバイバルホラー『Negative Atmosphere』で描かれる大災害が発生する以前に設定されている。

プレイヤーは人間の医師を操作するのではなく、「医療ニューラルネットワークAIシステム」として行動。唯一の中核指令は、主任医療責任者であるサミュエル・エドワーズ医師を支援し、乗組員のトリアージ、診断、そして外科手術の実行を補助することにある。

今後は医療判断の成否や処置方針が、乗員の生死のみならず物語にも影響を与えるとみられており、続報に注目が集まっている。



やがて船内では原因不明の感染と事故が連鎖的に発生し、医療物資は深刻な不足状態へと陥る。秩序だった手術室は次第に地獄の様相を呈し、プレイヤーはAIの電子視覚フィルター越しに、患者や遺体に起きる異形の変化や重度外傷を目撃することになる。精密機械アームや医療器具を遠隔操作し、開胸手術や切断手術など、生死を分かつ処置を下す瞬間が続く。

プレイヤーが従うべきは、エドワーズ医師によって規定された「Hippocratic Constraint Loop」。これは“乗組員に従い、決して人間に危害を加えない”というAIの根本原則を定めるものだ。しかし極限状態の中では、限られた資源の配分や犠牲の判断を迫られる場面もあり、“倫理”と“プログラム”の狭間で揺れる葛藤が物語を形作る。

患者ごとの処置優先度はプレイヤー自身が判断でき、その選択は個々の生死だけでなく、医療チームや船員全体の状況にも影響を及ぼす。医療行為が冷徹な合理性か、人間的な情感か──そのバランスこそが本作の緊張感を生み出しているといえる。


Steam向け新作『MALPRAXIS』発表 “医療AI”となって恐怖の外科手術を遂行する宇宙サスペンスシミュレーター


太空外科シミュレーションゲーム『MALPRAXIS』は、PC向けにSteamおよびEpic Games Storeでの発売が予定されている。リリース時期は現時点で未公表だが、各プラットフォームのストアページではウィッシュリスト登録が受け付けられており、今後の続報に期待が集まっている。