Steamのピクセルホラー短編作品『エレベーション』が無料配信開始――警備員の同僚と「手をつないで」深夜の百貨店を巡回する

警備員の巡回中に幽霊に遭遇するのは珍しくないが、巡回前から同僚と「くっついたまま」になっているとなると話は別だ。
日本のインディー開発者「電話倉庫」が手がけたピクセルホラーアドベンチャーゲーム『エレベーション』が、近頃 Steam にて無料配信された。腕が不気味につながった夜間警備員を操作し、異常な幻覚に満ちた深夜の百貨店を探索していく。
『エレベーション』は、ドット絵風のアドベンチャーゲームで物語は百貨店で警備員として働く二人の男――「雑賀」(さいが)と「粢田」(しとぎだ)を中心に展開する。二人はかつて一世を風靡した架空の鎮静薬「エレベーション」と関わりがあり、ある事故によってそれぞれ片腕を失っている。ところが、ある異常事態をきっかけに、彼らは残された腕同士が融合してしまったことに恐怖する。
こんな姿になってしまっても、仕事は仕事だ。連体状態となった二人は、それでも任務を遂行しなければならない。プレイヤーは彼らを操作し、百貨店の地下1階から8階まで巡回しながら、いったい何が起きているのかを突き止めていく。
しかし、深夜の百貨店は決して平穏ではない。怪しい人物に遭遇しても、一本の腕を共有する二人はほとんど無力で、唯一の武器は鎮静剤「エレベーション」だけなのである。

プレイヤーは、情緒が高ぶった不審人物に対して「エレベーション」を使用することができるが、多くの制約がある。剤形は錠剤と注射器の2種類に分かれており、使用時には必ず一度に3剤投与しなければならず、さらに換気の良い場所で使用する必要がある。
百貨店内を巡回し、懐中電灯で闇を照らし、必要に応じて換気扇を起動しながら、百貨店で起こる怪異の裏に隠された真相を階層ごとに解き明かしていく。
百貨店内には、開店準備のため早朝出勤している従業員もいれば、異常事態によって現れた幻覚も存在する。通常時は、粢田の能力幻覚を「探す」と雑賀の能力「触れる」を使って幻覚と意思疎通を図ることができる。しかし、幻覚が追いかけてくるようになった場合は、即座に逃げなければならない。


ドット絵ホラーアドベンチャーゲーム『エレベーション』は、Steamにて無料配信中。興味のある人はストアページから直接ダウンロード可能。
