『モンスターハンターワイルズ』ディレクター発言が物議 『ワールド』を“前作”と呼んだことで日本のプレイヤーから反発の声
『モンスターハンターワイルズ』が「新規プレイヤーを惹きつけつつ、シリーズファンをどう満足させるのか」という質問に対し、德田氏はチームが過去作におけるプレイヤーの“詰まりポイント”のデータを分析していると説明した。
しかしその回答の中で、2018年発売の『モンスターハンターワールド』を「前作」 と表現。
日本では、その後に 『モンスターハンターライズ』および『サンブレイク』 が登場していることから、この言い方に違和感を覚えるプレイヤーが多く、反発の声が上がる結果となった。
この発言を収めた映像は日本のSNS上で瞬く間に拡散し、関連ポストは 3200件以上の「いいね」 を獲得、コメント欄には失望や疑問の声が相次いだ。
また、德田氏の表現を批判する別の投稿も多くのユーザー間で共有され、議論が大きく広がっている。
一部のプレイヤーからは、今回の言い回しが 『ライズ』シリーズを意図的に無視しているように聞こえる との指摘も見られる。
『ライズ/サンブレイク』はカプコン内で「携帯機系」を担当するチームが制作し、『ワールド』『アイスボーン』、そして現在の『ワイルズ』を手がける “高性能機向けチーム”とは別ラインで展開されているためだ。
そのため、今回の表現はシリーズの二つの開発ラインの間に溝があるのではないかと懸念するユーザーもおり、コミュニティ内で議論が続いている。
一方で、德田氏を擁護する声もある。
彼が「前作」と述べたのは、自身が開発に携わった直近のタイトルを基準に話していただけではないか、という解釈だ。
今回の話題は「開発チームが自作のデータを分析している」という文脈で語られたため、この読み取りは一定の説得力を持つとされている。
また、『モンスターハンターワイルズ』の開発は 『サンブレイク』のリリースより前に始まっていた可能性 も指摘されており、こうした事情が言葉選びに影響したのではないかという見方もある。
発言そのものに深い意図があったとは限らないものの、コミュニティの中には「シリーズの将来像に関する不安を煽らないためにも、德田氏は公の場での言葉選びにより配慮すべきだった」とする意見もあり、議論はしばらく続きそうだ。