4人で宇宙船を建造する協力マルチ『Approximately Up』が Steam に登場

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いずみ
2025年12月1日
SteamIndie

個人開発者 Approximately Games は 11 月 27 日、4人協力宇宙冒険ゲーム『Approximately Up』の初公開プロモーション動画を発表した。本作は 2026 年に PC(Steam)向けに発売予定。

本作の特徴は、「好きなように組める宇宙船クラフト」を掲げた高い自由度の建造システム。最大 4 人でのオンライン協力プレイに対応し、エンジンによる大混乱のなか、仲間とともに広大な宇宙空間での航行に挑む作品となっている。

『Approximately Up』は、ひとつのフレームからスタートし、数千個のパーツを組み合わせて宇宙船を作り上げ、未知の惑星を目指す建造アドベンチャーだ。

プレイヤーは協力しながら、宇宙を渡り切れるだけの“十分に頑丈な船”を完成させなければならない。しかし、パーツの付け忘れ、配線の接続ミス、推進器の向きの逆装着といったわずかなミスが、航行中の空中分解や大爆発を招くこともある。

公開されたプロモーション動画では、宇宙空間で船体のパーツが次々と脱落したり、構造が一気に崩壊したり、炎上・爆散するシーン、さらには外殻が吹き飛び操縦席だけが宇宙を漂うというカオスなシチュエーションまで収められている。

本作には全17個の惑星が収録され、プレイヤーはそれぞれの星を探索しながら、すべての惑星を発見することを最終目標として冒険を進めていく。

新たな惑星に到達すると、その星にある宇宙ステーションが拠点として解放され、次回以降のミッション開始地点として設定できるほか、新たな宇宙船パーツも順次アンロックされる。

惑星ごとの環境は大きく異なり、大気組成・重力・恒星からの距離など、影響を与える要素は多岐にわたる。もし宇宙船の設計がその星の条件に合っていない場合、離陸すらできず爆散することも珍しくない。

さらに、各ステーションでは新しい宇宙船を一から建造できるため、ミッションごとに設計を見直し、作り直し、再度テスト飛行を繰り返すことが求められる。毎回“違う無茶ぶり”をしてくる環境が、プレイヤーの創造力とチームワークを容赦なく試してくる構造になっている。

4人で宇宙船を建造する協力マルチ『Approximately Up』が Steam に登場

航行途中では、新たな星へ向かう合間に各種ミッションを受けることができる。任務内容は多岐にわたり、
たとえば――

・ほかの星へ実験用電源を輸送する(ただし途中で船全体が突然停電するリスクあり)
・いつ爆発してもおかしくないエネルギー結晶の運搬
・仲間と力を合わせ、やたら重い巨大潜水艦を丸ごと運ぶなど一筋縄ではいかない、危険かつ理不尽な依頼が次々とプレイヤーに襲い掛かる。

こうした“クセの強すぎる貨物”に対応するため、プレイヤーは重量や衝撃、電力負荷に耐えられる宇宙船設計を工夫する必要がある。
ちょっとした設計ミスが、航行中の空中分解・爆散・大混乱へと直結するため、仲間との連携と創意工夫が試される内容となっている。

4人で宇宙船を建造する協力マルチ『Approximately Up』が Steam に登場

宇宙船は数千個のパーツで構成されており、そのすべてが物理シミュレーションで動作する。
マルチプレイでは、誰かが配線を忘れる、スラスターの向きを逆に付ける、ソーラーパネルを乗せ忘れるといった凡ミスが、そのまま飛行中の“即時トラブル”として返ってくる。
この協力のはずが協力にならない大混乱こそ、本作の最大の魅力と言えるだろう。

本作を手がける Approximately Games は、開発者 lukaslyri による個人製作スタジオ。
本人が Reddit で語ったところによると、当初は「7か月ほどで完成するはず」だったものの、機能追加や最適化、さらには大規模な作り直しを繰り返した結果、開発期間は4年規模に延びたという。

その甲斐あって、現在では約4,000個のパーツで構成される複雑な宇宙船でも、一般的なゲーミングノートPCで問題なく動作するほど、最適化が進んでいるとのことだ。

《Approximately Up》は、2026年に Steam でのリリースが予定されている。