『あつまれ どうぶつの森』無料大型アップデート「Ver.3.0」を公開。さらに、NS2版が1月中に発売予定

任天堂は昨日（30日）夜、『あつまれ どうぶつの森』の無料大型アップデート「Ver.3.0」と、NS2版に関する最新情報を公開しました。

まずは NS2版 から見ていきましょう。

NS2版『あつまれ どうぶつの森』は 2026年1月15日発売が予定されています。

NS2版では画質が大幅に向上し、さらに一部の Joy-Con 2 のマウス機能に対応。

これにより、部屋のレイアウト変更をより直感的に行えるほか、マイデザインや掲示板ではマウスを使って自由に描画できるようになります。

また、NS2本体の マイク機能を利用した「メガホン」システムも登場。

「メガホン」を購入すると、マイクに向かって声を出すことで、ゲーム内で実際に村人を呼びかけることが可能になります。

オンライン機能も強化されており、これまで「1つの島に最大8人」だった同時プレイ人数が、最大12人へと拡張。

さらに、NS2の Cキー により、フレンドと手軽にボイスチャットを楽しめるほか、本体のカメラ機能を使って自分のリアルタイムアバターを表示することもできます。

すでにNS版『あつまれ どうぶつの森』をプレイしているユーザーは、有料のアップグレードパックを購入することで NS2版へアップグレードすることが可能です。

Ver.3.0 無料大型アップデート

Ver.3.0 の無料アップデートは 2026年1月15日に配信予定で、NS・NS2 いずれのプレイヤーも利用可能です。

以下に、今回の主なアップデート内容をご紹介します。

新施設「リゾートホテル」

まず、桟橋エリアに 新たなリゾートホテルが追加されます。

運営はかっぺい一家が担当し、プレイヤーはホテルの客室をテーマに沿ってコーディネートする役割を任されます。

客室のデザインを手伝うと 「ホテルクーポン」 がもらえ、専用ショップで特別なインテリアアイテムと交換することが可能です。

また、今回追加される家具の中には、任天堂歴代ハードをモチーフにしたアイテムも多数登場します。

さらに、NSO（Nintendo Switch Online）加入者であれば、ホテル内に設置されたゲーム機で実際にレトロゲームを遊ぶことも可能となっています。

さらに DIY 要素 も新たに追加されます。

システムから提示されるお題に沿ってアイテムをDIYし、完成品を納品すると ホテルクーポン を獲得できます。

納品されたアイテムは島外へ運び出し、あなたの島の評価や魅力向上にも貢献します。

また、ホテル内に設置される マネキン機能 を利用することで、自分のオリジナルコーデを「レンタル衣装」として設定できます。訪れた自身のキャラクターをはじめ、村人やフレンドがあなたが選んだ衣装に着替えられる仕組みです。

さらに、ホテルでは Amiibo を使ってゲストを招待することも可能になっています。

お気に入りのキャラクターを呼び出し、特別なホテルライフを楽しむことができます。

その他のシステム面では、収納拡張サービスの上限がこれまでの5000個から最大9000個へと大幅に増加しました。これにより、これまで収納できなかった木や花などの設置系アイテムも収納できるようになります。

また、Nookショップには多数のレゴ（LEGO）コラボ家具が追加され、島にレゴ部屋を作ることも可能になります。

さらに、『ゼルダの伝説』や『スプラトゥーン3』とのコラボも実施され、対応するAmiiboを読み込むと専用の村人が訪れるほか、各シリーズをテーマにした特別な家具、装飾品、衣装なども入手できます。

新たな要素として「リセット片付けセンター」が追加され、リセットさんに依頼することで、指定したエリアをワンタッチで一度きれいに片付け、再設計しやすくすることができます。

また、ベッドには新たに「深く眠る」機能が登場します。熟睡すると夢の世界へと入り、「夢の世界」を訪れることができます。最初は何もない空の島ですが、手持ちのアイテムを使って自由に再設計することが可能です。この島では自由度がさらに高く、天気を自由に変えたり、好きな住民を呼び出したりすることができます。ひとりにつき最大三つまで夢の島を作成できます。

夢の世界は共同プレイにも対応しており、フレンドと一緒に島づくりを楽しむことができます。まさに「自由建築モード」といえる遊び方が可能です。